日本フエルト株式会社
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製紙用フエルト
製紙用フエルトの機能
湿紙運搬性 湿紙を損なわないように運ぶコンベア機能 搾水性 湿紙からできるだけ水分を搾りとる機能 紙面性 湿紙の表面をできるだけ平滑にする機能
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製紙用フエルトに要求されること
紙の種類は新聞巻取紙、印刷情報用紙、衛生用紙、雑種紙、段ボール原紙、白板紙等多種多様です。それぞれの紙はそれに適した抄紙機、抄造条件で作られますが、その原理はほとんど同一です。抄紙機はワイヤーパート、プレスパート、ドライパート等から構成されており、抄紙用フエルトは主にプレスパートで使用されます。
プレスパートの役割はワイヤーパートからフエルトを介して、水を多量に含んだ湿紙を受け取り、圧縮することで、湿紙内部の水を搾り出すことにあります。
従って抄紙用フエルトには次の基本的機能が要求されます。

●湿紙を移送するコンベアとしての機能
●湿紙からできるだけ多くの水を搾りとる機能
●湿紙の面を平滑にする機能
また、具体的には次の性能が一般的に要求されます。
  1. 搾水性、濾水性
    より多量の水を湿紙から除去できること。
  2. 湿紙運搬性
    湿紙のフエルトへの密着性が良く、湿紙を安全に移送できること。
  3. 走行性
    蛇行、片寄り、振動、皺等が無いこと。
  4. 耐磨耗脱毛性
    磨耗が早く、短命にならないこと。脱毛が湿紙に付着しないこと。
  5. 耐コンパクション性
    密度の上昇や汚れ物質の沈着等による目詰まり、圧縮回復性能の低下等が早期に生じないこと。
  6. 紙面性
    基布マーク、ロールマークが生じないこと。
  7. なじみ性
    トップスピードに短時間で達すること。
  8. 均一性
    反内の斑が小さいこと。
  9. 掛け入れ性
    少人数、短時間で抄紙機への掛け入れができること。
これらの要求事項の重みは決して一様ではなく、紙の種類、抄造設備、使用パートにより微妙な差があります。従ってフエルトの品質も多種多様で、1パートに1品質が対応していると言っても過言ではありません。お得意様の様々なニーズに対応する個々の設計は素材、製造技術に関する幅広い研究開発、抄紙技術に関する多くの情報、豊富な納入実績に伴う豊かな経験等から生み出されてきます。
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スケルトン
新聞巻取紙・上質紙 ティシュ ライナー・中芯
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フエルトの代表的タイプと特性
フローパンチ
一重織で比較的基布量の少ないBOMタイプのフエルトです。基布はモノフィラメント糸またはモノフィラメント糸の撚糸で織られています。BOBからの転換が比較的容易で、最も適用範囲の広いフエルトです。
デュアルパンチ
基布はモノフィラメント、またはその撚糸で織られた二重織で空隙が大きく、高加圧に対する耐久力があります。また、ロールマークを防止する性能も充分あり、高速、高加圧マシンパートを始め、適用範囲の広いフエルトです。
ラミテックパンチ
基布はモノフィラメント、またはその撚糸で織られたメッシュの異なる上基布と下基布で構成されています。上基布、下基布の組み合わせによるバリエーションは豊富で、お得意様の様々なニーズに対応できます。一般的には高度な紙肌を要求されているパート、高速高加圧のパート、大きなボイドボリュームが必要とされるパートに使用されております。
アクアパンチ
特殊製法により、基布は経糸と緯糸のクロスポイントを持たないという特徴があります。このため、加圧下の平滑性は良好で、高度な紙肌を要求されるパートに適しております。
オープンパンチ
掛け入れ作業性の向上を目的に開発されたオープンエンドタイプのフエルトです。マシンに装着する時、両端に形成されている経糸のループを合わせ、芯線を通すことによりエンドレスにします。
ニップパンチ
ニードルフエルトとして最初に開発されたBOBタイプのフエルトで基布は紡績糸または紡績糸とマルチフィラメント糸の撚合糸で織られています。
ワープパンチ
基布層への汚れ物質の沈着を少なくすることを目的に開発されたBOBタイプで、緯糸が極めて微量または無いのが特徴です。
フラットパンチ
紙肌向上を目的に開発されたBOBタイプのフエルトで、基布量が極めて微量であることを特徴とします。
 
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