製紙用製品

製紙用フエルト

製紙用フエルトのラインアップ

短繊維集合体である不織構造と、頑丈な織構造がニードルパンチングという製法で一体となっています。1m2当たりの重量や厚み、通気性など多種多様です。素材はナイロンを主体とした合成繊維です。

フエルト説明画像

継ぎ目のないエンドレス状です。サイズは幅と周長で表します。サイズは多様です。10mを超える幅のものや、150mを超える周長のもの、400kg以上の製品もあります。

求められる性能 <紙品質と生産性の向上のために>

新聞紙、印刷情報紙、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、段ボール原紙、白板紙、紙には多くの種類があります。 製紙機械の形式や、製紙機械の操業条件は、紙の種類によって変わります。したがって、製紙用フエルトに求められる性能も多種多様です。また、複数のフエルトを組み合わせる製紙機械の形式がほとんどで、各フエルトに求められる性能は異なります。一般的に求められる基本性能は以下の通りです。

湿紙運搬性
高速で移動する湿紙を、密着させ搬送するばかりではありません。湿紙を確実にキャッチし、決められた場所で確実にリリースする性能も求められます。また、搬送される湿紙は、フエルトの走行姿勢に従います。走行するフエルトが蛇行したり、振動したり、皺がでたりすることは許されません。
搾水性
より多くの水を湿紙から搾り取る性能です。搾水性を向上させることで湿紙の強度が高まり、湿紙は切れにくくなり操業は安定します。また、搾水率を高めることで。ドライヤーパートのエネルギーコストを大幅に抑えることができます。各性能の要です。
紙面性
巻き取られる紙の表面には、ひとつの傷も許されないばかりでなく、フエルトやロールに起因した凹凸、透かして見えるマークがないことも重要です。湿紙は高圧でフエルトに押し当てられます。フエルトの表面平滑性や圧力斑のない構造が望まれます。また、フエルトを構成する短繊維が遊離して、湿紙に付着しないことも重要です。
スタートアップ性

アスリートのシューズが足になじむ時間を要するように、フエルトも装着されてからベストな状態になるまでに時間がかかります。スタートアップ性を向上させることは生産性を大幅に向上させます。

防汚性

フエルト内には湿紙からの水ばかりでなく、原料成分が絶え間なく入り込み、そして排出されています。
原料成分の一部は汚れとなって内部に固着し性能に大きく影響します。汚れにくいことが望まれます。

耐久性

数百万回繰り返されるプレス、地球を数周する走行、フエルトが受ける作用は過酷です。クッション性を維持し、摩耗(磨滅)しにくいことが要求されます。