PRODUCTS 製品情報 製造工程

栃木工場と埼玉工場が連携を取りながら、さまざまな工程を経て、巨大な繊維製品を、
緻密な技術を活かして作り上げます。

製造工程
  • 備織工程 01
    備織工程

    フェルトの基礎となる織布(基布)を織る前の準備工程

  • 機織工程 02
    機織工程

    経糸と緯糸で基布を製作する工程

  • ニードル工程 03
    ニードル工程

    シート状にした短繊維と基布を一体化させる工程

  • 仕上工程 04
    仕上工程

    一体化したフェルトに特殊加工を施し、設定寸法に仕上げる最終工程

  • 検査工程 05
    検査工程

    厳しい規格に基づき検査を徹底

01 備織工程

  • 基布を織る前に、経糸と緯糸の準備を行います。
  • 経糸は整経機、緯糸は緯巻機でそれぞれ張力が均一になるように巻き上げます。
整経機を使い経糸を巻く
整経機を使い経糸を巻く
緯管に緯糸を巻く
緯管に緯糸を巻く

02 機織工程

  • 備織工程で準備した経糸を織機にセットし、緯糸を打ち込むことで基布を製作します。
  • 製織中も厳格な張力管理を行い、織り上がった基布は30項目以上の検査を行った後、後工程に送ります。
織機で基布を織る
織機で基布を織る
モニターで張力確認を徹底
モニターで張力確認を徹底

03 ニードル工程

  • 調合機とカードに原料となる短繊維シート(バット)を通してシート状にし、特殊な針を用いて基布に植え付けます。
  • このニードル工程は、フェルトの性能を約7割決めると言われる重要な工程です。
ニードルマシンを用いて加工を行う
ニードルマシンを用いて加工を行う
針で基布とバットを一体化させる
針で基布とバットを一体化させる

04 仕上工程

  • ニードルが終了したフェルトに化学処理や特殊加工を施し、設定寸法に仕上げます。
  • フェルトの洗浄や、樹脂加工によりフェルトの性能アップを行います。
特殊な装置で化学処理や特殊加工を施す
特殊な装置で化学処理や特殊加工を施す
ドライヤー上で表面の毛を焼く
ドライヤー上で表面の毛を焼く

05 検査工程

  • 製品検査には、厳しい検査規格に基づいた格付け判定を採用しています。
  • 厚さや通気度などの各種物性の測定を行うとともに、外観検査や触感検査のような人による検査も行っています。
専門の測定器を用いて検査を実施
専門の測定器を用いて検査を実施
人による外観検査や触感を検査
人による外観検査や触感を検査
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