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1917大正6年
- 東京府北豊島郡王子町に日本フエルト株式会社創立
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第一次大戦の勃発により、当時、製紙用フェルトの大部分を海外からの輸入に依存していたわが国の製紙業界は、その輸入途絶という危機に直面、当時の王子、富士、樺太工業、三菱その他製紙会社、紙業関係者の提唱により、1917年6月30日、東京府北豊島郡王子町字王子208番地に、資本金100万円で日本フエルトが創立。
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1919大正8年
- 王子工場操業開始
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1919年王子工場を建設して操業を開始し、以来逐次生産設備の増設拡張を行って、1937年には国内製紙用フェルトの需要の70%を満たすまでになる。
王子工場全景。周囲は田園地帯で、荒川には有料渡船が通っていた(1919年9月)
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1942昭和17年
- 東京毛布株式会社を合併し市川工場を取得
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1942年に同業であった東京毛布株式会社を合併して市川工場を取得し、1942年には日本特殊毛織株式会社を合併して岐阜工場を取得したが、岐阜工場は1944年に海軍当局の勧奨で他に譲渡した。
東京毛布全景(1935年)
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1949昭和24年
市川毛織株式会社(イチカワ)を設立、分離
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1961昭和36年
- 埼玉フエルト株式会社設立
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1961年4月子会社埼玉フエルト株式会社を設立。同年12月埼玉県鴻巣市において操業を開始。
埼玉フエルト鴻巣工場の第1期工事で完成した機織・備織工場
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1968昭和43年
- 日台合弁の台湾惠爾得股份有限公司(台湾フエルト株式会社)を中華民国台湾省桃園に設立
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1968年9月に日台合弁のフエルト会社台湾惠爾得(フエルト)股份有限公司(台湾フエルト株式会社)を台湾省桃園に設立し、1970年はじめから操業を開始。
桃園工場全景(1970年2月)
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1969昭和44年
- 埼玉フエルト株式会社を合併し当社埼玉工場となる
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1969年4月1日埼玉フエルト株式会社を吸収合併して日本フエルト株式会社埼玉工場となる。
埼玉工場全景
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1988昭和63年
- 黒羽フエルト株式会社設立
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1988年4月子会社黒羽フエルト株式会社を栃木県大田原市に設立。
1989年4月操業を開始。
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1990平成2年
王子工場閉鎖
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1995平成7年
- 黒羽フエルト株式会社が当社栃木工場となる
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1995年4月、黒羽フエルト株式会社から
日本フエルト株式会社栃木工場となる。栃木工場の建屋
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1996平成8年
東京都千代田区丸の内から東京都北区赤羽に本社を移転。
赤羽新本社
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2004平成16年
中華人民共和国上海市に上海事務所を開設
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2007平成19年
日本フエルト商事株式会社を吸収合併
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2011平成23年
- 日恵得造紙器材(上海)貿易有限公司を設立上海事務所を現地法人化
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2011年5月、中国において紙・パルプ用フエルトの販売、貿易、コミッション代理業務を主な業務内容とする子会社を中国 上海市に設立。
日惠得造紙器材(上海)貿易有限公司が入居しているサンプラザ・イーストタワービル