WORK & PERSON
仕事と人を知る
02海外営業

国の発展に貢献できる
喜びがあるから。

2010年入社 海外営業部所属
理学部/生命理学科出身

転機となった海外での経験

私が現在所属しているのは海外営業部ですが、実は当初から希望した訳ではありませんでした。入社後、半年間の研修期間を経て、埼玉工場の事務職を1年、その後に経営企画部に異動。ここに所属している期間中に、インターンシップでベトナムの企業へ行く機会を得たのです。

それまでは正直あまり興味がなかった海外ですが、アジア特有の混沌とした環境が私の価値観を180°変えてくれました。当時も今もベトナムは経済成長の真っ只中。「国が成長するとはこういうことなのか」と肌で実感できたのです。自分は、景気が良かった時代の日本を知りません。だからこそ、人々が発するエネルギーや目に見える発展がとても刺激的に思え、そんな国で働ける充実感も味わいました。帰国後は海外営業部へ異動となり現在に至ります。

海外での商談は英語力が求められるため、必死に勉強しました。その甲斐あって流暢に話せるとまでは言えませんが(笑)、今では英語でのやり取りをスムーズにこなせています。

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国の発展に貢献できる喜び

現在、私が担当しているエリアは、ベトナム・タイ・韓国の3カ国。海外出張の頻度は月に一度くらい、出張期間は短くて1週間、長ければ2週間になりますね。その期間は、英語で交渉を重ねることになるので全力を注ぐ毎日です。また、国が変われば文化や習慣もすべて変わるため、それぞれの国特有のマインドを掴むまではとても苦労しました。

そんな中でも、私の価値観を変えてくれたベトナムは、今も刺激的な場所であり続けています。ベトナムは、今まさに多くの製紙工場が稼働し始める時期にあり、交渉相手は勢いのある企業ばかり。プレッシャーはありますが、その分、交渉が成立した時の喜びは大きいです。そしてなにより、「提供したフェルトが紙文化を支え、国の発展に貢献しているんだ」ということを実感できる。すごくやりがいを感じています。

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日本フエルトの魅力はチームワーク

海外営業部に所属していても、1年の半分以上は国内で業務を進めることになります。その期間は、工場と頻繁に連絡を取りますが、コミュニケーションで困ったことはほぼないですね。実習期間中に皆さんと顔を合わせているので、すんなりと会話に入ることができます。もし、一度も顔を合わせていなかったら、おそらくもっと気を使いながら進めていたでしょう。社員同士のフレンドリーな関係は、間違いなくプラスに働いていると思います。

日本フエルトは、100年の伝統を誇る会社です。これからも成長し続けていくためには、変わらなければいけない部分もある一方で、変わってはいけない部分もある。時代が変わっても、国が変わっても、ものづくりに対するひたむきな姿勢やチームワークを大切にしていけば、未来もきっと明るいと信じています。

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MESSAGE 学生へのメッセージ

私は今でこそ海外営業部所属ですが、入社当時は海外に対して苦手意識を持っていました。そんな私でも海外営業部の一員として働いているので、学生時代の経験で選択肢を絞る必要はありません。大事なのは変化を恐れず飛び込む勇気です。自分の可能性を信じてみましょう。